Of course vs. Yes, it is (勿論 vs YESの返答の違い)

よく使われる”of course”ですが、質問によっては単純にYESかNOで答える方がより的確な場合もあります。

<例文>
A: Is Tokyo located in Japan? (東京は日本にあるんですか?)
B: Of course. (もちろん。)→ 
B: Yes, it is. (はい、そうです)→

【要注意】
情報に関する質問に「of course」 と答えると相手を見下したニュアンスに聞こえてしまいます。
なぜならば「東京が日本にあるのは当たり前でしょ、なんて馬鹿げた質問だ。」という含みがあるからです。
そのため、Yes it is. またはNo, it isn’t.のように答えるのが適切です。
また答えがわからない場合は「I don’t know.」と単純に答えればいいでしょう。

Of courseの使い方は、具体的な許可や援助を求める質問に対する返答でよく使われます。

【例文で確認しよう!】
A: Is it all right if I take a long break tomorrow? I have a doctor appointment.
(病院の予約があるので、明日長めの休憩を取ってもいいですか?【許可をもらうための質問】)
B: Of course. (もちろん。いいよ)→【許可する】

A: Could you carry my luggage? (私の荷物を運んで頂けますか?【援助をもらうための質問】)
B: Of course. (もちろんです。)→【援助する】