Category Archives: Common English Mistakes

Janglish: at first vs. first の違い

今回は、意味を一緒にされやすいfirstとat firstについて解説します。 いくつかの説明項目があるプレゼンなどで、何気なく前置詞をつけてat firstといってしまうケースが多いのですが、順番立てて何かを説明する際には、最初の項目についてat をつけないfirst(第一に、まず)を使います。 Second (第2に、次に)ã‚„finally(最後に、終わりに)などと項目を並べ上げていきます。 At first, I would like to introduce myself. First, I would like to introduce myself. (まず、自己紹介をさせて下さい) First, before we begin the discussion, I would like to give a short presentation. My first point is about cost, and my second point is regarding quality. (まず、討論を始める前に、短いプレゼンをさせて頂きます。私の第一のポイントは、コスト、第二はクオリテイです。) At firstは「最初は、初めは」という意味で、現在と異なる過去の状況、状態、印象などについて話すときに使います。 I attended […]

Janglish: accept (受け入れる・受け取る)

å‹•è©ž accept は「受け入れる、受け取る」という意味です。ビジネスでは、 agree to decision (決定事項に同意する)という意味でよく使われています。 I can accept a 5% reduction in my budget, not more. –(私の予算で同意できるのは5パーセントの削減までで、それ以上は無理です) 今回はよく見られるacceptの間違った例と適切な表現を比べてみましょう。 1. 「マネージャーは、部下が自宅に電話してきてもかまいませんか」と表現したい場合 Do managers accept employees calling at home? Do managers mind if employees call them at home? Is it ok with the manager if employees call them at home? 2. 「私は塩辛い食べ物は嫌いです。」と表現したい場合 I can’t accept […]

Janglish : Difficult

日本語では、「あ、うんの呼吸」や、「暗黙の了解」などが、コミュニケーションのツールとして使える面がありますが、英語では自分の考えは正確に表現する事を求められます。正確さを欠く、曖昧な表現は、聞き手に都合よく解釈してもいいという余地を与えてしまいがちです。その例が、ノブが使ったdifficult(難しい)という形容詞でしょう。日本語で「難しい」は時として「不可能」という意味にもなりますが、difficultはdifficultであって、impossibleという意味ではありません。 American Manager: Please visit the customer’s office tomorrow. We need a quick sale to meet this quarter’s target. $100K will be enough. Nobu(Japanese Sales Rep): That may be difficult. American Manager: That’s why I’m asking you! I have confidence in your ability. Go for it! アメリカ人マネージャー:明日、顧客のオフィスを訪問して下さい。この4半期の目標を達成するのに、今すぐ売り上げが必要です。10万ドルあれば十分でしょう。 のぶ(日本人営業担当者): それは厳しいかもしれません アメリカ人マネージャー: だからあなたにお願いしているのです!あなたならできるはずです。頑張って下さい! 日本人スタッフは「難しい=無理」という意味で話していますが、それはアメリカ人マネージャーには伝わっていないのです。売り上げを期待していたマネージャーがあとで矛盾を知れば、日本人スタッフが窮地に立たされることは簡単に予想できます。こうした問題は、日本企業と取引をする外国人の間ではよく知られていると言われています。不可能な事は、言葉を和らげたり、遠まわしに言わずImpossibleとはっきり伝えましょう。