Category Archives: Common English Mistakes

Know と realize の違いpart1

Knowとrealizeですが、よく間違って使われるケースが多いので正しい用法を下記に解説いたします。 ●先生の声を初めて録音で聞いたとき、ゆっくり話している事に気づきました。と言いたい場合: When I first heard my teacher’s voice on audio, I knew that he spoke rather slowly. When I first heard my teacher’s voice on audio, I realized that I spoke rather slowly. 通常knowはすでに知っている事実や知識の事を指し、realizeはふとあることに気づくことを意味します。 一度気づいた事実であれば、そのあとknowを使用して説明する事が出来ます。 I knew my friends hadn’t arrived yet. (友人はまだ到着していないとわかりました。) 「初めて気づいた事実にはrealizeを使う」と覚えておくとわかりやすいでしょう。

Know vs. find out  知りましたvs わかりました

報告書から、犯人の国籍がわかりましたといいたい場合: We knew the suspect’s nationality from the report. We found out the suspect’s nationality from the report. 彼の説明から社内食堂について多くのことを知りました といいたい場合: From his explanation, I knew many things about the company’s food court. From his explanation, I found out many things about the food court. このように、find outは知らなかった事を「見いだす」「発見する」際に使用します。 Knowは、以前から知っていたあるいは理解していた事について言い、「発見する」という意味は含まれないのです。

Is there (Bob)? vs. Is (Bob) here?  ~さんはいらっしゃいますか?

今回はよく使われる、「~さんはいらっしゃいますか」という表現について解説します。 ●会議などで「ボブさんはいらっしゃいますか?」と尋ねる場合: Is here Bob? Is Bob here? Have you seen Bob? ●電話で「ボブさんはいらっしゃいますか?」と尋ねる場合: Is there Bob? Is Bob there? 英語で人がいるか確認する場合の語順は、<Is+名前+there/here?>です。 自分がいるその場で人を探している場合はhereを使い、相手と距離的に離れている電話ではthereという位置表現を使います。 また、<Is+there+名詞?>は、is there salt? (塩はありますか)のように、人ではなく物についてしか使う事ができないのです。